風水に親しむ

小物を置いたり、掃除をしたり、カラーコーディネートで金運が良くなる・・・風水に対してそんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

決して間違いではありませんが、これは風水のほんの一部です。

「自分をとりまく環境」、これが風水の根本的な考え方だからです。そして風水の基本にあるのが易学・気学となります。

部屋を小物で飾る、住まいをきれいに掃除する、カラーで気分を盛り上げる。
それらはすべて「自分を取り巻く環境を変えること」です。

易学・気学を基としながら、自分を取り巻く環境に変化を与え、その環境から受ける作用によって開運に転換していく、これが風水です。

わたしたちの風水

風水の利用方法

風水はもともと中国大陸から伝えられた学術です。

何千年もの歴史を積み重ねながら、どんな環境で、どんな行動を起こせば良い方向へ物事が進むのか、様々な人の経験や結果をデーターとして蓄積し、分析し、現代の私たちが利用できるよう学術として体系化されています。

発祥が中国なら、私たちの住む日本と文化も環境も違うのでは？と、お気づきになる方もいるかもしれません。

風水が「自分をとりまく環境」であるなら、環境の違う中国で蓄積されたデーターがそのまま利用できるの？と、疑問に思われるでしょう。

日本と中国では、国土の広さ、気候、食生活などを含む文化や環境に相違があるため、中国の風水をそのまま当てはめることはできません。

現在わたしたちが利用している風水は、風水が日本に伝来後、日本の風土にあうよう体系化され広まった「日本の風水」です。

風水は開運の羅針盤です。それぞれの人が目指す幸福を得るために、自分自身を取り巻く環境にアプローチすることで、環境から与えられる作用に変化をもたらします。どんな変化をどのように起こせば良いのか、そこを読み取るのが風水学なのです。

身近なところでは、方位別に小物を置いたり、カラーを使用したりと気軽に試せるようになった一方で、本格的に取り入れると「まずは開運のために住む土地探しから風水を利用する」というように、幅の広い学問でもあります。

風水をどのように利用するかは人それぞれです。
まずは気軽に試してみる、そんなフットワークの軽さが開運への近道となります。

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