風水鑑定で開運の未来へ。鑑定士 工一学山
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四季折々、季節の変化にはぐくまれてきた私たちの暮らし。
形あるものから、形にできない精神の世界まで。
日本人の生活や文化は、季節によって育てられたと言っても過言ではありません。
季節は大気の変化。その変化はわたしたちの暮らしや精神にも大きな影響力を持っています。
ここでは、季節ごとに実践できる気学の知識や応用、日常に隠れた気学など、工一学山の目線で徒然に語ってゆきます。
2月の開運気学
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お詣りと祭りで開運!
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あなたの「気」を復活させてくれるパワースポット!
皆さんお元気ですか?工一学山です。
2月の節変わりも過ぎ、いよいよ新年、丁酉(ひのととり)の年が始まりました。
皆さんそれぞれ新たな1年が始まりましたが、新年の目標など立てられたでしょうか。
また、神社へお詣りに行かれましたか?
今回は「新年」という事で、改めて神社のお詣りや、お祭りについて考えてみたいと思います。
そもそも神社とは神々が降臨する場所で、規模の大小は問いません。
神様がいらっしゃる特別な場所ですから、注連縄(しめなわ)をはりめぐらせたりして神聖な場所に穢れ(けがれ)が入りこまないようにしています。
この穢れ、もともとは「気枯れ」で、ケ(気)が枯れた状態であると言われていたようです。
普段ハツラツとしている人が落ち込んでいたり、元気がない様子を見て「生気がない」などと表現しますが、これは「生き生きとした気が失われている」、あるいは「気が枯れているようである」という意味を含んでいます。
「気が枯れてきている」とは、気が枯れることによって疲労し、病人になったり、さらには死者というものを連想させたのではないでしょうか。
そう考えますと、喪中の人が喪が明けるまでの1年は神社の鳥居をくぐらないように、といわれるのも頷けます。鳥居は神域と人の領域を分ける重要なものです。神様がいらっしゃる神聖な場所に穢れを持ち込まないよう、喪中の間は鳥居をくぐらないようにしてきたのです。
ところで、正式な鳥居のくぐり方をご存知でしょうか?
鳥居をくぐる前には会釈をし、鳥居を出る際には拝殿の方を向いて会釈をし、神様に敬意を表すのが正式なお詣りの作法です。帽子をかぶっている場合は脱帽するのが礼儀です。
わたしも神社にお詣りする際、このように会釈しておりますが、とても敬虔な気持ちになるものです。
人々は神社にケガレが入りこまないようにする一方で、神社に神様をお迎えし、御馳走やお神楽を舞って、神様におもてなしをし、ご利益を祈願してきました。
最近では、書店などでパワースポットとして神社を紹介する本を沢山目にします。神社は神様をおもてなしする一方で、自分のパワーが落ちているとき、神様に頼り、ご利益を祈願したり、感謝の気持ちを伝える場所として大切にされてきました。
人々は神社に参詣し、そこにお迎えした神様をおもてなしし、「元気」「勇気」「やる気」等々の気を頂いて明日への活力としていたのでしょう。この神々に対するおもてなしが、「祭り」の起こりと言われています。
象形文字で「祭」をひもとくと、「肉」「手」「神にいけにえを捧げる台」となっており、祭りは「神様へのおもてなし」という事が分かります。神様のために日本各地の祭りが盛大に行われるのも納得です。
さて、日本のお祭りに欠かせないのがお神輿ですね。お祭りといえば「わっしょい、そいや、せいや、さ〜、」などの掛け声と共に、お神輿を担ぐのが最大の行事となっております。では、なぜお神輿を担ぐのでしょうか。
土地を守ってくれている鎮守様や氏神様も、時間がたつにしたがって神威が薄れ、効力がなくなると考えられていました。
(面白い事にこの状態を、ケガレ=気枯れというようです。)
そのため、お祭りの時に鎮守様や氏神様などの神様をお神輿に乗せてかつぎ、掛け声をかけ、神様を元気づけたり、喜んでいただき、興奮させ、再び神威を増大して頂く、という大切な役割があったのです。
そう考えると、神様と人は密接に関わっていたのだな、と思います。機会がある方はぜひお神輿を担いで、神様を喜ばせてみては如何でしょう。新年の初詣の機会にしか神社を訪れないという方、大きな神社ばかりでなく、ご近所の氏神様や、ふるさとの産土神様(うぶすながみ)などに詣でるのも良いかもしれません。
今回の季節の気学は如何でしたでしょうか。
気学は別名、『開運学』とも称されます。もっともっと皆さんに伝えたいことが沢山ありますが、焦らず、色々な事柄をまじえて、お伝えしていきたいと思っています。
また、次回もお楽しみに。
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