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四季折々、季節の変化にはぐくまれてきた私たちの暮らし。

形あるものから、形にできない精神の世界まで。
日本人の生活や文化は、季節によって育てられたと言っても過言ではありません。

季節は大気の変化。その変化はわたしたちの暮らしや精神にも大きな影響力を持っています。

ここでは、季節ごとに実践できる気学の知識や応用、日常に隠れた気学など、工一学山の目線で徒然に語ってゆきます。

6月の開運気学
■ 梅雨時期の過ごし方について■

梅雨を楽しみ賢く開運!

皆さんこんにちは、工一学山です。
梅雨入りした地域が多くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

沖縄は5月中に梅雨入りしていますので、そろそろ梅雨明けかもしれません。
雨は天からの恵み。この時期の雨は農作物の生育にも大きく役立っています。
とはいえ、豪雨になれば窮することも多く、過ぎたるは及ばざるがごとし、という諺（ことわざ）が思い出されます。

雨だけでなく、湿度が高いこの季節は換気も気になりますね。雨模様の日が続くと室内の風通しが悪くなり、湿度や気温の関係で食物が腐りやすかったり、様々な雑菌が増えます。

気をつけていないと食中毒の原因になるほか、私たちの健康にもよくありません。わかっていても、日々の暮らしの中で対策をとるのはなかなか面倒、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、この時期だからこそ、こまめに片付けをしたり、掃除をすることで、家の中だけでなく、気持ちもスッキリします。つまり、開運につながります。

整理整頓を心がけるのは勿論ですが、掃除のポイントは、ほこりやカビ、汚れを気にすると良いと思います。つまり、拭き掃除がポイントになるという事です。

拭き掃除をすれば、かなり体を動かすので、健康にも良いですね。

健康といえば、すっかりウォーキングが定着しました。梅雨の晴れ間を利用して、歩いたり、軽く走ったりすることも良いかと思います。これらの軽い有酸素運動は脳の健康にも役立ちます。脳の血流が良くなって頭がスッキリすると、気持ちも晴れやかに、前向きになります。この心持ちは開運の大切な要素です。

ウォーキングをしている方の多くは、健康維持の為に万歩計を利用されていることでしょう。今ではスマートフォンにもアプリとして搭載されていますが、万歩計の語源になったのは「健康の為に一日一万歩を歩きましょう!」というキャッチコピー。健康である為に一日一万歩を目安に歩くのが良いと言われておりますが、私はここに、数の面白さがあるのではないかと思っています。

気学では一白水気性の中に「一」の漢数字が入っています。

「一」は物事の始まりを表し、また、最もすぐれたものを表す数と考えられてきました。

「一」がどうして優れているのか？

日本の生活文化体系に大きな影響を与えた中国の思想では、奇数を「陽数」とし、陰陽の世界でいえば「一」は陽数の一番初めであるため、聖なる数として扱われてきたのです。

「一」は私たち日本人にとって特別な数字。

だからこそ「一万歩、歩きましょう!」となった時、自分たちの生活にも取り入れてみようという気持ちになり、人々に受け入れられたのではないかと思うのです。

全国が梅雨入りするのも、もう間もなく。

雨が降って運動ができないときは、静かな気持ちで雨だれの音を聞きながら、一人孤独に読書をするのも良いですね。

また、真夏の緑とは違った、雨に濡れた植物たちも梅雨ならではの美しさです。

そう思うと、梅雨もずいぶん楽しく過ごせるのではないでしょうか。

今回の季節の気学はいかがでしたでしょうか。
また、次回をお楽しみに。

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