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四季折々、季節の変化にはぐくまれてきた私たちの暮らし。

形あるものから、形にできない精神の世界まで。
日本人の生活や文化は、季節によって育てられたと言っても過言ではありません。

季節は大気の変化。その変化はわたしたちの暮らしや精神にも大きな影響力を持っています。

ここでは、季節ごとに実践できる気学の知識や応用、日常に隠れた気学など、工一学山の目線で徒然に語ってゆきます。

11月の開運気学
■ 食べて開運! 美味しい気学 ■

皆さん、いかがお過ごしですか？
工一学山です。

立冬を過ぎ、本格的な寒さを感じるようになってきました。いよいよ冬本番。各地で雪が降ったり、風邪やインフルエンザなどの病気が流行し始めましたね。

昼夜の気温差が激しくなり、空気が乾燥したり寒気がやってくるこの時期は、体力が低下しますし、体調を崩す人も多くなります。みなさん風邪などひいていませんか？

老若男女問わず、人間の幸せはまず「健康」だと私は思っています。

まれに「自分はお金が大切です」「自分は気持ちが大切ですよ」という方がおりますが、それはご自身の体が健康だから言えるのではないでしょうか。

健康であれば精神も整いやすく、しっかりと働くことができます。しっかり働けばお金も貯まってくる、と言うことにもなりますね。

もちろん、その他にもやるべきことはあるのですが、焦らず「まず健康が大切！」だと思います。

そこで今回は健康をテーマに、健やかな身体の為の秘訣「食べて開運! 美味しい気学」をお伝え致します。

寒くなってきたこの時期、身体が温まる物を食べたいですよね。

「冷やし中華」や「かき氷」がお店の看板メニューから消えるこの季節。街を歩いていて目に留まるのは、鍋物やおでん、シチューなど、ぽかぽか料理。これらのあったか～いお料理には、旬の食材が沢山使われています。

食べ物に「旬」があるのはご存知の方も多いと思います。旬とは、魚介類や蔬菜（野菜や果物）などの最も味の良い、出盛りの時期です。つまり、美味しくてお値段もお手頃、ということ。

旬の物は出盛りの時期というだけでなく、季節の「寒い」「暑い」にも対応しています。　食べる側の私達に対して対応しているのです。

寒い冬に旬を迎える食材の多くは「陽性」です。陽性の食べ物は体を温めてくれる作用があります。逆に暑い夏には、体を冷やす「陰性」の食べ物の多くが旬となっているのです。また、陽性と陰性の中間「中庸(ちゅうよう)」の食べ物もあります。

もちろん、寒いからと言って体を温めてくれる陽性の食材を沢山食べれば良い、というわけではありません。体調や体質の個人差もありますから、ほどほどに味わうことが大切。食べ過ぎは良くありません。何ごとも過ぎたるは及ばざるがごとしです。

陽性の食べ物を食べ過ぎると、エネルギッシュになりすぎて闘争的になったり、呼吸が浅くなったり、周囲に意地悪をしてみたり、ついつい悪口を言ってみたりと、マイナスサイクルにはまってしまうことが多々あります。

また陰性の食べ物を食べ過ぎると、体が冷えたり、やる気に欠け、気力を喪失してしまったりします。

陰陽バランスよく、腹八分目を心がけて食事を楽しむ事で、健やかな体を作り、同時に良い気を取り込むことができるのです。食べることは自然界の「気」をダイレクトに頂くことと同じです。良い気を上手に取り込めば、おのずと運気もアップします。

今、スーパーには一年中色々な食材が揃っています。どんな時期にどんな旬の食材があるのか、大人でさえ知らない人も多いようですが、旬を知ることは季節を知り、季節を楽しむことです。季節の巡りは「自然界の気」そのものです。お買い物の時、ちょっと意識して旬を探してみて下さい。

11月から12月はカブ、大根、ごぼう、ブロッコリー、ブリ、さば、マグロ、さわら、カキ、赤貝、みかん、りんご等が旬になります。

今まで「寒い冬には暖房をガンガン効かせたお部屋で冷たいアイスが最高!」と言っていた重症な冷え性の方、今年の冬は旬の「ブリ大根」など召し上がって、温かく運気アップしては如何でしょうか。

今回の開運気学どうでしたか？

わたしたちの暮らしの中に開運気学の知恵は沢山つまっています。ちょっと意識するだけで意外と簡単に開運へのアプローチができるのです。「開運気学」が少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

次回の「開運気学」もどうぞお楽しみに。

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